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せきを再発見する、フリーマガジンです。
2005年の合併で、関の形がブーメラン形になりました。
ブーメランは投げると戻って来ます。
ブーメランが戻って来るように、関を離れてがんばっている人たちにとって、いつも自慢出来る「まち」であるように、「また戻りたい」と思える魅力ある「まち」でいるために。 関でがんばっている人たちが、もっともっとこの「まち」を好きになるように。 2007年6月1日、そんな我ら“セキジン” のためのフリーマガジン『ぶうめらん』を創刊しました。(2011年6月現在、23号発刊・累計358,000部発行)
私たちぶうめらんは、その名の通り、
関市にUターンしてほしい(ぶうめらんしてほしい)
との想いで活動をして来ました。
しかし、Uターンの決め手はなになのか、いつ頃Uターンするのか、
また「郷土愛があれば、関市に戻ってくる」というのは本当なのかなどなど、
信念はありますが、データがありませんでした。
活動が10年を迎え、改めて、その問題の構造とどんな打ち手が必要なのかを大体的に調査をしました。
調査をして問題構造図としてまとめたのがこちらです。
関の子どもたちは、高校を卒業後約7割が外に出て行きます。
そして34歳までに92%が戻り、それを越えるとUターンする人は、
ほとんどいなくなることが分かりました。
それを踏まえて大きく2つの期に分けることができます。
一つが、「高校までの地域内にいる時期」、
そして、「その後から34歳までの時期」です。
さらに、関の戻るための取り組むべきポイントとしては
「高卒時」、「大卒時」、「転職時」の3つがあります。
もちろん、全員に戻ってこいと言うつもりはありませんが、戻って来る可能性のある人まで逃しているのではないでしょうか。
それを踏まえて、関市内にいる時に取り組むべきこと、関市の外に出た人に対して取り組むことに分けて
考えてみました。
【関市内にいる時に取り組むべきこと】
調査結果から、この時期に取り組むべきことのポイントは下記の3つと考えます。
1.関を好きになる
2.関の企業や産業の構造を知っている
3.親や先生以外の地域の大人とのつながりがある
この時期に私たちが今後、取り組みたいこと
1.高校生インターン
2.高校生×企業 高校生ブランド開発/販売
3.企業への高校生採用支援
4.小中学校総合学習プログラム作成支援
【関市の外に出た人に対して取り組むこと】
調査結果から、関の外に出た高卒時から34歳ごろまでに取り組むべきことのポイントは下記の3つと考えます。
1.関の情報が届き続けている
2.関に多様なライフスタイルや仕事のスタイルがある
3.Uターンする際の具体的な支援がある
この時期に私たちが今後、取り組みたいこと〜
1.せきの若者登録制度
関の外にでても、関の情報が手に入るように、高校卒業時に登録制度を設け、登録した子たちに、「フリーマガジンぶうめらん」を送り続けます。
2.企業の採用支援
求人サイトや人材紹介など、関の企業が採用するための様々なお困りごとに答える取り組みをします